自分磨きをコツコツ継続している人は、性別問わず魅力的です。
自分磨きとは、例えば、人脈と収入を広げる英会話学習や健康寿命を延ばすための筋トレやスキルアップに必要な資格習得などでしょうか。
そのどれもが、続けなければ成果は得られませんし、新しい分野の知識や見識を身につけていく過程が非常にめんどくさくてしんどいものです。
俗にアラフォーと呼ばれる30代後半~40代ともなると、新しい生き方や今まで体験したことのない世界に飛び込むことに消極的(怖く)になり、やがては物事を否定的にとらえるようになります。
なぜなら、新しい知識と視点を学ぶことは、脳みそと身体に相当な負荷をかけるからです。
その頑固おじさんは、過去の私だったんです(苦笑)。
結婚相談所に入会してみると、仲人/カウンセラーたちの真摯で細やかなケアに心を打たれるものがあります。
行動してよかったなぁと今でも強く実感しています。
「人の後悔には2通りがある。 やらなければよかったと思うことと、やっておけばよかったと思うことだ」Mind Hacks ヴォーン・ベル
40代独身男性は自分自身が思っている以上に頑固だ
自分の好きなことや趣味・買うもの・食べるもの すべてにおいて、だれにもとがめられることなく自分の稼いだお金を好きなように使える独身生活はじつに快適です。
しかし、パートナーがいないことの寂しさを埋めるかのように、独身男性は、趣味や食やお酒にお金を費やしがちな傾向がみられます。
なにを隠そう、私自身がそうだったからです(笑)

はぁ、何度アタックしてもデートできない…、だったら車いじりにお金かけてやる!

車は文句言わないしお金をかけたぶんだけ愛着がわく やっぱ車は最高だよな~

昨日はラーメン、今日はかつ丼、明日は一人で映画みて帰りは噂の行列の店でとんこつラーメン…!! いやー、自分のルーティーンで動けるって気持ちいいね~
…こうやって書き起こすと、なんだか虚しくなってきます…(笑)。
なぜ、二人っきりのデートも出来ないのか?自分の行動を振り返ろうともせずに、楽なこと好きなことばかりに目を向けているから、いつまでたっても女性の気持ちに寄り添えないわけなんですね。
私の40代独身友人も以前から車いじりに熱中しており、好きな時間に飲みにでかけ、休日は車好きなメンバーと1日中遊びつくす日々をあいかわらず送っているようです。
聞く耳をもたない40代独身 妥協しないアラフォー独身
その友人は、ある先輩からこのように突っ込まれていました。
「おまえはさぁ、まず、足元のおしゃれから始めたほうがいいんじゃないかな~… 清潔感のあるホワイトのスニーカーとか??」
するとその友人は

そうかな?靴とかあんまり関係ないと思うけど
もう一人の先輩がその友人にこう言いました。
「ちょっと車にお金かけすぎじゃないかな~ 4台は持ちすぎでしょ(笑)」
するとその友人は

好きだからな~、こればっかりは譲れないのよ
自分のこだわりや好きなことを頑なに譲りませんし、友人からの指摘はいったん聞くものの、心に留めようという素振りが感じられません。
なんというか、自分事としてとらえずに他人事へ置き換えるクセがみられるんですよね。
40代独身男性は、男性ならではの凝り固まった頑固さを柔らかくしなければならないのです。
本当に結婚したいと思っているのなら。
既婚男性の友人から指摘された耳の痛いお話
自分自身って、まわりから言われるほど頑固じゃないって思っていますよね?
それに気付ける簡単な方法があります。
率直な意見をくれる既婚者の友人や先輩・後輩から、“女性と接していた自分”の感想を述べてもらえばいいんです。
私は女性に振られるたびに、既婚者の友人からこんなことをよく言われていました。
■おまえは飲み屋とか合コン行っても綺麗な子ばっかり狙うよな(面食い)
■おまえは飲むペースをコントロールできないから、今なら口説ける…というタイミングで酔いつぶれてるよな
■おまえは俺たちの前なら気さくで面白いけど、女性の前だと急にCooLぶってカッコつけるよな
■おまえが買ってきた靴、あれダサすぎるから女性の前ではやめたほうがいいよ
■おまえは絶対につりあわないキレイな女性ばかりアタックしてるよな
……なんか書き起こしていくだけで嗚咽がでてきました…(苦笑)
こういった指摘をされたときに、「そんなことない!!そんなつもりは一切ない!!」などと少しでもムッとなるようなら、それは図星なんですね。
なぜなら、心当たりがある指摘だからこそ、怒りや情けなさといった感情が湧いてくるからです。
実際、私は、ムカッとしましたし、「そんなはずはないと思うんだけどなぁ」というごまかし作業にとりかかりました、すぐバレましたけど。
ここで重要なのは、その指摘が人格を否定するようなものではない、「一方向から見た事実」だということです。
お前は不細工だからもてないとか、お前は言葉をしゃべるのが遅くてどもるしチビで禿げだから女性から嫌われるんだよ というのは人格否定ですよね。
目鼻立ちのつくりや低身長・薄毛や発話の鈍さは、個人の努力ではどうにもならない部分ですし、ある程度お金をかけないと直らなかったりします。
まぁ、いまはそれほどお金をかけずに身だしなみを良くするツールや手段がありますけれども。
また、こんなこともありました。
私はタクシー乗務員として現在も務めています。
リピーターのお客さんがタクシー車両に乗り込むな否や

ん? なんか臭くない??
と、するどい指摘で突っ込んできました。
女性は男性にくらべて嗅覚が鋭いという論文もあるようで、まさに、お客様の嗅覚がそれを示しているのです。
振り返ってみると、乗車シートに付着している皮脂よごれの除菌と車内専用の消臭剤の交換を怠っていたのです。車内がニオってしまう原因に心当たりがありました。
車内のニオイを指摘されているのですが、それは、タクシーを運転する乗務員自身を否定されているかのようなとても恥ずかしく情けない気持ちにおそわれます。
実際、乗務員自身からも加齢臭やストレス臭が出ていますから、そのニオイケアをこまめに行わなければならないんですよね。
指摘をしっかりと受けとめ、どうすれば良くなるのか・そのために何をしなければならないのか という改善の姿勢に切り替えなければならないのです。
40代独身男性は、プライドを傷つけられることに敏感ですし、その指摘から逃げたくなるものです。
しかし、受け止めるべき事実はしっかり受け止め、改善すべきところは改善して、前を向いて婚活を頑張りつづけたいものです。
40代独身男性が頑固さよりも危機感をもつべき理由
先入観や固定観念ががっちり固まっている40代独身男性の心を柔らかく解きほぐしていくためには、究極のところ、ここで変わらなければ人生は良くならない という危機感を持つことでしょう。
前提や姿勢をかえずとも何とかなるさと自分自身を甘やかしているから、変えようともしないし変わらないんです。
危機感を覚える ということは、想像力や共感力がないと無理なんです。
想像力や共感力を養うには一流のアーティストが発表する美術館の作品をじかに見て「これ何のために創ったものなんだろう」と思いをはせたり、
感情と価値観をゆさぶる映画を映画館で鑑賞したり、平和ボケな自分に喝をいれて慰霊するために戦跡や平和資料館を訪れることです。
そしてそこで働く人たちのお話も少し聞いてみましょう。
ひとりで行くことをお勧めします。
20代・30代のころとは違った視点で芸術や事実に触れることができるはずです。
おじさんになったからこそ、身体に染みるはず(笑)。
まとめ
新たな価値観に触れたら、物事の見方が変わり、考え方が変わり、心が柔軟になっていきます。
居心地の良すぎるコミュニティや移動範囲でしか生活を送らないから、頑固さがいつまでたっても抜けません。
頑固さが今よりもすこし柔らかくなれば、結婚相談所=モテなかった男女が結婚に焦って駆け込む場所 などという先入観がなくなるでしょう。
そもそも、1度も体験していないのに、噂話やネット情報だけを鵜吞みにして結婚相談所を否定的に捉えるのもおかしな話です。
「だまされたと思って、まずは無料相談会に行ってみようかな…資料請求してみようかな…」
20代の頃のようなフットワークの軽さで申し込んでみればいいんです。それでも違和感や不快を感じたのなら、それはいまの貴方に合わなかった というだけのことですから。
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