結婚=子供がいる家庭=普通の結婚
それが当たり前と思っているアラフォー独身男性は多いんじゃないでしょうか。
なぜなら、40代男性の親世代は3つの価値観をもって子供に接してきたからです。
●基本的に女性が家事育児をするべき
●子供は1家庭平均3人が当たり前
ですが、その昭和的価値観が刷り込まれたままで婚活を頑張っても、なかなか成婚には至らないだろうと確信しているんですね。
結婚相談所での婚活歴1年半の私が、その理由を述べていきます。
子供を授かることを明らめるとは、ネガティブではない
40代男性が子供を明らめなければいけない理由は、以下の3つです。
②高齢出産対象の女性とのマッチング
③不妊の原因は男性にもある
子供が欲しくない女性の価値観を尊重すべき
子供がいなくても自分らしく生きられる/表現できる女性の生き方が少しずつ認められています。
たとえば、平成後半から令和にかけておひとり様カラオケ・一人焼肉・一人映画鑑賞・一人旅行・ソロキャンプなど、一人で過ごす時間を楽しめるサービスが提供されていますよね。
また、仕事を通じて等身大の社会貢献に生きがいを見出す人も増えてきました。
下記のような男性特有の業界にも、優秀な女性が続々と参入していますよね。
■女性の漫画家/イラストレーター
■女性の管理職/編集者
■女性の経営者
さらに、石田ゆり子さんや天海祐希さんなどのキャリアを兼ね備えている女性が独身で芸能活動を精力的に行っていることからひとつ伺えます。
それは、女性が子供を育て家庭を支えることが幸せである… という昭和的価値観が時代遅れであることを象徴しているのです。
それがいい悪いとかの話ではありません。
女性の輝ける選択肢(生き方/場所)がようやく増えてきたのですね。
高齢出産対象の女性(40代)とのマッチング
40代男性は女性への対象年齢を20代後半~30代前半に限定して婚活しようと働きかけます。
なぜなら、若い女性の方が子供を授かりやすいという浅はかな思考があるからです。
正直、私もその気持ちがありました(苦笑)。。
ですが、2020年度IBJ成婚白書のデータがはじき出しているように、40代男性と成婚しやすい女性との年齢差は平均6歳なんですね。

画像引用元:結婚相談所ネットワーク IBJ日本結婚相談所連盟
たとえば婚活中の男性が40歳だとするなら、女性への対象年齢は35歳~45歳にするほうが成婚しやすいということです。
40代未婚男性はこの現実を噛み締めておかなければなりません。
男性側の生殖能力減退で妊娠率は下がる
子供が授かれない要因は女性側にある という古い価値観にとらわれている男性もまだまだ多いです。
ですが、男性側の無精子症や精子の数が極端に少ないことも、妊娠に至らない要因のひとつなんですよね。
一般男性の100人にひとり 男性不妊症の方では約10人にひとりの割合でいるとされています。
できれば子供が欲しいと思っている私は、自分の生殖能力を確認するためにブライダルチェックを済ませてきました。
あくまでもチェック時点での結果になるので、結果が思わしくなかったからと言って不妊確定ではないんですよね。
精子数が減少していれば筋トレや有酸素運動を行い、亜鉛などのミネラルを摂取してバランスよい食生活と睡眠をしっかり確保すれば、精子量や運動量が回復する可能性もあります。
男性不妊専門のエス・セットクリニックの下記記事もぜひ参考にしてください。
諦めると明らめるの意味は
ベストセラー作家の名取芳彦和尚によれば、諦めるとは「いろいろ観察をまとめて真相をはっきりさせる」とされています。
また、諦めると明らめるもほとんど同義だそうですね。
40代からの婚活は、共に将来過ごしていけるかの価値観の共有と、子供が欲しいかどうかの意思確認も行っていかなければなりません。
情報を集めてお互いの意思を確認して尊重して、妊活に挑戦する/しない その行為自体が諦めるということなのです。
まとめ:40代未婚男性の最優先はパートナーとの幸せ生活
40代未婚男性は、婚活を始めてからではなく・婚活を始める前(今)から、下記4つを自分自身に問い続けなければなりません。
●パートナーが欲しいのか
●両方ほしいのか
●幸せな人生を送るのに一番大切なことは何だろうか?
そして、女性には子供を産んでもらって家庭を献身的に支えてもらう という昭和ノスタルジーのダサい価値観から、令和仕様にアップデートしなければなりません。
それには、子供をもたない生き方だったり養子縁組を検討することも選択肢に含まれてますよね。
まわり(子持ち家庭)と比べてしまう気持ちは簡単にぬぐえないものですが、最優先すべきは、過去の価値観にとらわれず二人が無理なく歩いて行ける道筋を創っていくことだと確信しています。
コメント