お誘いした日が24年に一度のスーパームーンだったらしく、お相手女性にとっても私にとってもデートにふさわしい記念日となりました。

あ、今日ってそういう日だったんですね。 どうりで駐車場が一杯なんだ…

え?知ってて誘ったんじゃないんですか??

あ、あぁ、し、知ってましたよ。もちろんですよ、いやぁ月が綺麗だなぁ(笑)
24年に一度の月明りのまぶしさは思いのほか力強かったので、ムーディーな雰囲気と闇灯りを利用して接吻を狙いたい男性にとっては、ご都合宜しくなかったでしょうね(苦笑)。
そんな邪推をするくらいに、夜景スポットにはカップルが押し寄せていました。
スーパームーンが照らす婚活男女たちの未来
神秘的な月光を見るまえに夕食をすませたかったのですが、緊急事態宣言発出の影響により、飲食店は軒並み閉店していました。
頼みの綱はファストフード店のテイクアウト。
半年に一度のジャンクフードは身体に染みるね的な話で盛り上がりながら、カップルや家族連れでにぎわう防波堤の一角に我々は腰かけました。
三日月の状態から満月に至るまでのおよそ1時間、私は、本交際へ躊躇するお相手女性の気持ちを確認すべく、いろいろな問いを投げかけました。
お相手女性の家族事情・仕事・過去の人間関係に繊細に触れつつ、失礼の無いように言葉を選ばなければならないので神経を使いました(苦笑)。
もちろん、スーパームーンが放つ癒しの月光を浴びながら、心地よい風もゆったり味わいつつね。

この前(デート5回目)は先走って本交際への気持ちを伝えたんだけど、何が、こう、引っかかってるのかな…

例えば、収入とか 自営業とか 僕のいままでの言動とか、何か気になるところがあると思うんだけど、どうかな?

うーん、なんというか、具体的に言葉にできなくて、何でなんだろうって自分でも思ってて……

ただ、私の場合、回数を重ねて少しずつお互いを知っていくことで気持ちも高まっていくので…スパッと、こう、いま決められないというか……
この時点で、お相手女性のモヤモヤを言語化させる問いをつづけるのは酷だなと思ったので、これ以上突っ込むのは止めました。
ただの直感です。
ここから先の婚活については、仲人のアドバイスをもらうべきだと思いましたし、デートのいきさつも報告すべきだと判断しました。
なぜなら、40代未婚のモテないおじさんの人生経験だけでどうにかしようという考えが浅はか過ぎるからです。
婚活のプロのアドバイスやサポートなしに、成婚は引き寄せられないんですよ。
純粋にそう思っています。
だからこそ、結婚相談所入会を決めたのですからね。
具体的な答えは聞けませんでしたが、24年に一度のスーパームーンは美しく光り輝いていたので、仮交際デート6回目もそれなりに充実しました。
お相手女性を送り届け、帰宅後のLINEチャットでありがとうございましたメッセージを交互に送りあっても、私のココロはスーパームーンに反して曇っていたのです。
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